2000.10.27.(Fri)
   三重が切り拓く評価  〜市民と行政の取り組み

講演内容の要旨(2)
福井県今立町の報告「今立町イベント評価について」
今立町企画財政課課長補佐 佐々木哲夫さん

 今立町は福井県のほぼ中央、14,000人の小さな町。平成11年秋に福井県で行われた「福井・滋賀・三重市民活動フォーラム」で、"評価みえ"の実践手法を町の担当が教わった。昨年春、「公正で開かれた町にしたい」と現町長が就任し、財政が厳しく総務課としても見直しをしたいと事務事業評価システムを試行するなどしており、その一環で「イベント評価」をやることになった。わが町では日常的に町民と共に多くの事業を行っており、イベントも町民の要望があってスタートしたものも多いが、この10年ほどイベント見直しの意見が出てきた。内部評価もしないといけないし、地域の人とも一緒に評価しようと「イベント評価」に取り組んだ。

 きっかけは三重のシステムだったが、緻密すぎて試しに職員でやってみたら、実行委員が実施するには難しいことがわかり、3か月ほど職員で議論をして実行委員の人にやってもらえる形につくり直した。

 対象イベントは町民と協力した10の事業。評価は地域の実行委員として関わった人たちと一緒にやるが、評価の趣旨をやってもらう人に理解をしてもらうのは大事。今までは評価表を基に議論をする経験がなかったので、やるまでが大変だった。また来年度どうするかという強い意志がないとうまくいかない。

 昨年度は「バレーボール祭」と「敬老会」の2事業を評価した。私が関わったとき、質問を吟味していた実行委員が「私、答えられない」と言った。「そこまで深く関わってない」との答えで、もっと真剣に関わろうという雰囲気になった。評価表をどう活かすかは実施担当によってもかわる。税金を投入して効果のあるようなイベント評価を積み上げたい。


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